【世界ナゼそこに?日本人で放送】世界一暑い国“ジブチ共和国”ってどんな国!?日常生活や治安はどーなの?
2015年11月23日(月)放送の“世界ナゼそこに?日本人”で登場する“ジブチ共和国”。
え・・何?ジプ?ジブチ??
ほとんどの人はその名前を初めて聞くのではないでしょうか?
日本人にとってはあまりなじみのない国名。一体どんな国なんでしょうか??
調べてみたら実は日本とも深い関係のある国でした。
ジブチの基本情報、世界一暑い国!?
アフリカの東部に位置するジブチ共和国。もともとはフランスの植民地であったこともあり、多くの人はフランス語を話します。
首都は国名と同じ“ジブチ”で、この国の経済の中心でもあります。ただこのジブチという国、これといった産業はなく、主な収入源はジプチ鉄道や中継貿易による収入だそうです。
気候も厳しく、砂漠のような土地が多いため、農業もほとんど発展していません。
驚くべきはその気候で、年間の平均気温は世界一高く、なんと驚異の30℃!最高気温は50℃を超えることもあるとか!
過去には71.5℃を超えたという記録も残っているものの、どうやらその証拠としてはっきりしたものはなく、ちょっと怪しい記録のようです。
日本との関わり
あまり日本との関わりのないように思えるジブチですが、実は日本の自衛隊がこのジブチと深いかかわりがあります。
2011年、自衛隊が海外初の基地を開設したというニュースを思えているひとも多いと思います。そう、その開設地がこのジブチ。
以前からジブチ付近のソマリア沖とアデン湾には海賊が出没しており、この海賊の対策として日本の自衛隊もジブチ政府から土地を借り上げることによって基地を設置しました。
現在も約150~200人の自衛隊員がジブチで活動をおこなっているようです。
治安や生活は?
気になる治安面ですが、ジブチはアフリカ諸国の中では最も治安の良い国だとされています。ただ最近の失業率は約50%と非常に高く、経済状況はとても厳しいようです。
住みやすさはとても良いといわれるジブチですが、生活する上での難点はやはり暑さでしょう。
政府や民間の企業も、まだ過ごしやすい朝の7時には仕事をはじめ、暑くなる14時には仕事を終えるのが基本だそうです。猛暑期には、暑さを避けるためにエチオピアに行ったり、国内でも比較的に涼しい地域に行く人も多いようです。
もうひとつの生活上の難点は、物価が高いことです。気候的に農業も発展していないので、野菜などの食料はフランスやエチオピアからの輸入が主になっています。
このように生活面では過酷なことも多いジブチですが、きれいなビーチなどの魅力的な観光地もあるジブチ。機会があればぜひ一度訪れてみたいですね。